よくある質問

他社で復旧不可となった機器も復旧できますか?

データ復旧不可となった機器でも、別の業者によって復旧できる場合があります。

ただし、技術力や経験、設備などによって、復旧できるか否かが異なります。この記事では技術力を軸に、他社で復旧不可となった機器でも、復旧できる業者の特徴をご紹介します。

重度障害に対応できるデータ復旧業者の特徴

重度障害に対応できるデータ復旧業者の特徴は、次のようなものとなります。

  • 最新のデータ復旧技術を持つ、経験豊富なエンジニアチームが在籍している
  • 高度なデータ復旧設備、高度なクリーンルーム設備を備えている
  • 重度障害からのデータ復旧実績が豊富で、公的機関にも技術力を評価されている

なお、重度障害の例を挙げると、「スクラッチ障害(記録面に傷がつく障害)」のあるHDD復旧は非常に難易度が高いことから、ほとんどのデータ復旧業者は対応できません。

重度障害に対応できないデータ復旧業者の特徴

重度障害に対応できないデータ復旧業者の特徴は、次のようなものとなります。

  • 企業規模が小規模で、経験豊富な技術者が少ない
  • 高度なデータ復旧ツールが少なく、データ復旧能力に限界がある
  • 対応実績が少なく、専門知識や経験が不足している

特に復旧不可の要因として多いのが、初期診断における「誤診」です。

たとえばハードディスクの障害では「カチカチ」と異音が鳴ることが多くあります。この場合、「内部のパーツが破損している」と考えがちですが、この症状は「ファームウェア」という機器の動作を制御するプログラムに異常がある場合でも同様に起こります。そのため、単に開封してパーツを交換してもデータ復旧はできません。むしろ状態は悪化します。

一方、対応実績が豊富な業者は、経験と知識の面からみてデータ復旧に関する知識とノウハウが豊富であり、他社不可となった重度障害にも対応できる業者といえるでしょう。